【開催報告】「HOKKAIDO Start-up Communication2023」が札幌で開催されました
7月12日(水)「HOKKAIDO Start-up Communication 2023」が札幌市民交流プラザSCARTSにて開催されました。ご来場いただきました皆様、オンラインでご参加いただきました皆様、ありがとうございました。
セミナー会場には100名を超える方がお越しいただき、オープニングセレモニーから熱気あふれる雰囲気!
岩永北海道経済産業局長、秋元札幌市長、北洋銀行山田取締役からご挨拶をいただき、総務省長谷川政務官からもビデオでエールをお送りいただきました。
また、当日は北海道の民放全局や新聞社が取材に入り、ニュース等で報道されました。メディアの皆さまもありがとうございました。
最初の講演では、全国7千300社のスタートアップが登録するプラットフォームCrewwの伊地知社長から、これからの日本のスタートアップ支援のあり方や中小企業との連携について多様な可能性を示唆していただきました。
続いてご登壇いただいたのは、北海道出身の起業家でスタートアップからIPOを果たしたオロの川田社長と、起業からずっと成長をそばで見つめ続けてきたみらいコンサルティング関さん。スタートアップと士業・専門家がどのようにタッグを組んで成長していったのか、リアルなストーリーをお聞かせいただきました。
パネルディスカッションにご登壇いただいたのは、初音ミクの生みの親としても知られ北海道のイノベーションを牽引するクリプトン・フューチャーメディア伊藤社長、AI研究の第一人者で数々のベンチャー企業を創出するSAPPORO AI LAB長でもある北大川村教授、一般社団法人AMAterrace理事、みらいコンサルティング岡田代表、そして伊地知社長という豪華な顔ぶれ。北海道のスタートアップ創出・成長の現状と課題、そこに必要な支援、地域の中小企業との連携のあり方や可能性などを語り合っていただきました。全員の共通の思いとして浮かび上がってきたのが、スタートアップ、士業・専門家、中小企業がつながっていくためには、「志の連携」が必要不可欠だということ。支援する側、される側という意識ではなく、社会課題の解決やより良い世界を共に作り上げていく「同志」として、共に成長していく世界を築き上げていくことが大切という思いを改めて強くしたパネルディスカッションでした。
コミュニケーションタイムでは、登壇者と来場者、出展者が名刺交換、情報交換を行いました。
午後の部は、スタートアップとものづくり企業との連携事例や企業成長に役立つ先端の仕組みやシステムのご紹介、国や市の支援策など盛りだくさんのイノベーションセミナーが開催されました。
SCARTモールには、全国有数の経営支援プラットフォームや経営支援システムの企業11社が集結。来場者の皆様が興味深く説明に聞き入っていました。
大交流会にも100名を超える方が参加し、北海道銀行沼田執行役員の乾杯から会がスタート!熱く語り合う人の輪が会場いっぱいにいくつも広がる光景は、まさにここからイノベーションが生まれる予感に満ちていました。
ご参加いただいた皆様の次なる一歩に、このイベントが少しでもお役に立つことができました幸いでございます。
ありがとうございました!